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企業の有給休暇付与

  • 2019年6月6日

こんにちは。今日の東京は日中30度を超えたようで、6月初めなのに夏です。今週末は梅雨入りだそうですが気温が高くてじめじめなんて憂鬱ですね。
特に通勤前に大雨が降ると、お休みを取りたい!と思う気持ちになったりもします。

適度なお休みは、心身をリフレッシュするとともに、仕事のやる気にもつながります。社会人(サラリーマン)であれば、自由気ままに休むというのは難しいかもしれませんが、条件を満たすと「有給休暇」が取得できますね。

さて。この有給休暇について4月から大きく制度が変わったのをご存知でしょうか?

基本的な有給休暇の考え方は…
1.雇入れの日から6か月継続して雇われている
2.全労働日の8割以上を出勤している
というのが基本で、継続勤務年数が6か月で10日、1年6か月で11日…と増えていくものです。
(所定労働日数が少ないパートの方などは、労働日数に応じて比例付与されます。)

とはいうものの。日本では、あまり有給休暇を取得できる状況ではありませんでした。(今もですね。)以下は厚労省の作成した図になります。

有給休暇取得率

制度として有給休暇がもらえるのに、実際は半分しか消化できない。(理由はいろいろあるかと思いますが。私もOL時代は仕事優先、先輩絶対の体育会系の職場で、数年間で病気で数日取得しただけでした。)
そこで、年5日の年休を労働者に取得させることが使用者(企業)の義務となりました。 (対象:年休が10日以上付与される労働者)

自主的に取得してくれるよう促す、業務量を適正化する、面談しつつ計画的にお休みを付与する…方法は様々ですが、しっかり休めるようにすることを企業側は考えなければならないということです。(詳しくは以下の厚労省のリンク参照)

https://www.mhlw.go.jp/content/000463186.pdf

皆さんのお勤め先はどのような対策を取られていますか?
ぜひ、この機会に調べてみましょう。